おせち の お [見聞録]
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新年 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今 思い出すと 俺ってアホだったなあと思うことなのですが、
私は小さかった頃 男が いちいち何かに「お」を付けて丁寧に言うのは
カッコ悪いと思っていました。
例えば「お豆腐」とか「お魚」とか「お味噌汁」という言い方です、
しまいにゃ野菜にまで「お野菜」とか言われた日には
え!?、男のくせにウソでしょ!と、ちょっ、やめてくれよ と、そんなふうに思っていたのでした。
ですので子供の頃の私は あらゆる名詞に「お」を付けずに言おうと心がけていました。
豆腐、魚、味噌汁、野菜、塩、などは もちろんのこと、
それは「お」を付けた方がいいんじゃないの というものにいたるまで、
例えば、お正月、おぞうに、おせち、などについても、「正月」「ぞうに」「せち」などと言っていました。
しかし いくらなんでも「せち」は通じにくかったのでした。
「せち食べた?」と友達に聞いたりすると「せち?」となってしまうのです。
なので さすがに「おせち」ばかりは「お」を付けて「おせち」と言うしかないのかなあ と思っていたそんなあるお正月のことでした。
あ!、これなら「お」を付けずに通じるかも、という方法を思いついたのでした。
その方法とは「おぞうに」は「ぞうに」で通じましたので
「ぞうに」とセットで「せち」と言えば
「おせち」だとわかってもらえるのでは?
という方法です。
「ぞうに とか せち とかは食べた?」こんなふうに「おぞうに」とセットで言うのです。
案の定、この言い方ですとほぼ100%「せち」で通じたのを覚えています。
仲のいい友達には「オメー おせちにまでおを付けないの?」と言われたものでしたが、
私は「だってその方が男らしいじゃんよ」などと言っていました。
いや~ 今考えると 恥ずかしすぎます、子供っておもしろいです。
時は流れ、私も今では子供ではなくなりました。
今はいろんなものに感謝して「お」を付けたりして丁寧に言うことは素敵で素晴らしいことだと思っています。
あ、あなた、またお越しくださったんですね、新年明けましておめでとうございます_(._.)_
お正月からお越しくださってありがとうございます。
おぞうに や おせちは召し上がりましたか?
本年もよろしくお願い申し上げます^^
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